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マンダノ沢

参加者:CL網野(4)、SL室田(3)、山村(2),大村(OB) 

9/26

1815 片平 発

2215 夏瀬ダム 前夜泊

夏瀬温泉に駐車できなかったため夏瀬ダム付近に駐車した。翌日は計画時の0515出発ではまだ暗いと思われたため,起床を15分遅らせることにした。

9/27

天候 晴れ

0445 起床

0550 発

0620 堀内沢取水施設 入渓

0745 朝日沢出合

0930 マンダノ沢出合

1330 蛇体淵

1430 上天狗沢出合 幕営

駐車場所が変更になったため,そこから河原に降りて玉川を渡渉し,林道を歩いて堀内沢の取水施設付近から入渓した。何度か渡渉しながら遡行し,マンダノ沢に入った。その後は巨岩帯となり10m前後の滝が連続したが,いずれも直登または高巻いてスムーズに通過した。なお途中の12m滝ではロープを使用した。蛇体淵到着時点で時間に余裕があることから上天狗沢出合まで進み,出合付近の適地にて幕営した。

9/28

天候 高曇り

0400 起床

0545 発

0945 朝日岳

1100 部名垂沢左俣下降地点

1550 林道終点

1700 夏瀬ダム 下山

十分に明るくなってから出発した。上天狗沢に入ってからはナメと4~8m程の小滝が連続したが,いずれも直登または小さく巻いて通過した。1230m付近より水が枯れ,その後は厳しい藪漕ぎとなった。50分ほどの藪漕ぎを経て朝日岳に登頂し,ここで大休止をとった。山頂からは周囲の景色を一望することができた。その後は踏み跡を辿って部名垂沢左俣下降地点まで行き下降を開始した。上部は急斜面で途中には10m前後の滝もあったが,信頼できる残置のトラロープ類を使って慎重に下降した。右俣との二俣からは傾斜が緩くなりゴーロ状の沢となった。そのまま下降を続け,標高270m付近で林道終点に出た。その後林道を歩いて夏瀬ダムに戻った。

記録を参考にして、前夜泊は夏瀬温泉駐車場のはずだった。日も暮れ真っ暗な林道を、夏瀬温泉へ向かって車を走らせる。しかし、私には一抹の不安があった。それは過去のマンダノ沢の記録にあった、温泉のおじさんがヤマヤに厳しいという記述があったからだ。それでも、便利な下界の生活を捨て、わざわざ山に入る愚かな遊びをする大学生を温かい目で見守ってくれるはずだと、私は願った。しかし、その望みはあっけなく終わった。結局、おじさんと面会することもなく、従業員の方を通して駐車を断られてしまった。仕方なく夏瀬ダムの脇に駐車した。夜遅くなったが、その分星空がとても綺麗だった。今年見た中でNo.2くらいに綺麗だった。

行動日1日目。朝、驚くほどの寒さにギリギリまでシュラフと仲良ししていた。早く温泉入って帰りたいね、とみんなで話した。出発すると、すぐに玉川を渡渉しなければならない。どうせ沢登りなんて濡れるものなのに、最初に沢靴を濡らすのは不思議と勇気が要る。多分そういうわけで、網野さんがどこを渡渉すれば足が濡れないか必死で探しているのがおもしろかった。もちろん、かく言う私も全力で探していた。林道を歩き、堀内沢の取水施設付近から入渓した。しばらく歩き、朝からなんとなく感じていた腹痛が悪化したため、休憩をとった。網野さんもずっとお腹の調子が悪かったらしいこともここで共有した。飲む薬の種類を迷い、網野さんはビオフェルミン、私はなんでも効く、と白馬さんお墨付きの正露丸を飲んだ。薬はどちらもじわじわ効き、小滝も問題なく直登か高巻きで越えた。盛夏なら、巻かなくともシャワークライミングで直登したら楽しそうな滝もいくつかあった。上天狗沢出合につくと、大村さんと白馬さんがはしゃいでロープを対岸まで伸ばして、沢グッズを干す物干しをセットした。そこらへんの枝にでも干せるものを、わざわざ30mロープで沢の上を通すのは仰々しかったが、秘密基地みたいでたしかに私もワクワクした。焚き火に癒されて眠りについた。

行動日2日目。朝も凍てつくような寒さの中、震えながら撤収し、遡行し始めた。歩くうちに体も温まり、問題な箇所もなく、詰めに入る。沢はアプローチと詰めが肝だと思うが、詰めで水線越しに進んだ結果苦しめられることとなった。50分ほどの厳しい藪漕ぎの後、やっと羽後朝日の湿原に出て、頂上を踏んだ。遠くには盛岡からみるのとは違った形の岩手山が屹立し、足元に広がる草紅葉は、秋の訪れを感じさせた。その後は下降地点まで、赤布もある踏み跡を辿ったが、存外、目印や踏み跡がはっきりとせず慎重に進んだ。下山路は急で、途中に10mほどの滝もあったが、危険な箇所は全てトラロープがついており、ロープを出すことはなかった。トラロープも比較的新しいものが多かったが、不安なロープは何本かまとめてもつようにして、バックアップした。少々遅くなったが、林道に出て無事下山した。

今回2.3.4年生とM1という、全員学年がバラバラのパーティーだったが、なかなかないメンバー構成で楽しかった。部活から離れて普段はあまり接することのできない、大村さんと山に行けたのも良かった。下山後は地元岩手の行き慣れた温泉に入って、先輩3人はじゃじゃ麺(名前は似てるけどジャージャー麺とは全くの別物です)デビューを果たし、美味しそうに食べてくれたのが、地元大好きな私としてはとても嬉しかった。

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