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那須主脈縦走(2019/02/26-28)

メンバー:CL千田(4)、SL松坂(2)、青柳(1)、一色(1)

2/26

1830 片平出発

2200 甲子温泉

2230 就寝

 縦走のスタート地点である甲子温泉に前夜に到着。登山口は大黒旅館の奥にあったため、その晩は旅館の駐車場で幕営しようとテントを立てていると、旅館の関係者が近づいてきた。ここでテント泊をしないで欲しいとのこと。仕方なく大黒旅館の上の橋を少し先へ行った駐車場で幕営した。

2/27

天候:曇り

0430 起床

0550 出発

0640 1ピッチ目終了、一旦下山

0750 甲子温泉

0945 甲子山

1120 甲子旭岳直下、フィックス開始

1250 フィックス終了

1255 甲子旭岳

1440 1638m地点、幕営

 翌日、例の登山口へ。最初に渡渉し、だんだんと傾斜が急になって行く。そして1ピッチ目の終わり、僕がヘルメットを忘れたことに気がつき、一度登山口まで戻ることに…申し訳ない…。

 さて、これにより予定より2時間遅れで登山口をスタート。順調に高度を上げ、結果的に1時間遅れで甲子山に到着。

 続いて甲子旭岳をめざす。山頂直下の急斜面ではfixを張った。

 さて、本山行の目玉である甲子旭岳にも無事登頂し、幕営予定地を目指す。だが、この道のりが踏み抜き地獄で相当キツかった。そしてやっとの思いで幕営予定地に到着。長い一日中だったが晩飯のもつ鍋がとても美味しく、みな幸福感に満たされた笑顔で眠りについた。(青柳記)

2/28

天候:曇りのち雪

0330 起床

0520 出発

0620 須立山

0750 三本槍岳

0925 朝日岳

1040 峰の茶屋

1125 茶臼岳

1300 大丸温泉、下山

 風が強いことで有名な那須にしてはとても静かな夜だった。稜線上はガスに覆われており、ヘッドライトの光が拡散して不思議な雰囲気だった。半分ラッセル、半分藪漕ぎのような踏み抜きが苦しかったが、藪の真上を踏むとそこまで深く沈まないことが分かった。

 この縦走の最高点である三本槍岳を踏み後ろを振り返ると、甲子旭岳の切れ立った斜面をはじめこれまで通ってきた稜線が一望でき感慨深かった。三本槍岳からは地形が曖昧になっており、ある程度の視界はあったがコンパスを頼りに歩いた。

 清水平を過ぎると山の雰囲気ががらりと変わり、険しい岩稜の山々が姿を現した。さっきまで踏み抜きに苦しめられていたが、今度は滑落に注意して進む。朝日岳をピストンし、剣が峰を目指す。個人的には剣が峰の登りが一番苦しかった。まだまだアイゼンでの急斜面の岩稜歩行になれていないと感じた。

 峰の茶屋まで行くともう危険個所はなく、茶臼岳を登って下山した。大丸温泉への林道を、登山靴を滑らしながら歩くのが楽しかった。

三本槍岳から甲子旭方面

[endif]--  ラッセル、雪稜、岩稜とバラエティに富んだ稜線歩きができ、とてもいい経験が積めた。今回は体験出来なかったが、強風の吹く那須にも挑戦してみたいと思った。(一色記) ![endif]--

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