岩手山冬合宿(2017/12/28~30)

March 18, 2018

参加者:CL安(3)、SL見原(3)、大橋(3)、大村(3)、千田(3)、荻野(1)、小林(1)、松坂(1)、室田(1)

 

12月28日

0430 起床

0630 発

0840 大滝展望台

1100 1760m地点撤退

1230 大滝展望台、設営、雪上訓練

1800 就寝

 

天候:晴れのち雪

前日は仙台でも雪が降っており、10㎝積もった。それでも我々は入山を決行し、岩手山に向かおうとした。しかし、高速道路が積雪の影響により通行止めとなり、それにより渋滞に捕まってしまった。その結果14時に到着する羽目になってしまい、この日は入山できないということになり、登山口にテントを張り、眠りについた。

そして翌日。僕は除雪車の音で目覚めた。10時間も睡眠したこともあり、快眠できた。速攻で準備を終え、定刻通り出発した。トレースは全然なかったのでラッセルすることになったが、膝~脛程度のラッセルだったのでそこまで難儀することはなく、快調なペースで進んだ。

本来の予定では大滝展望台付近で幕営し、雪上訓練をして今回の行動は終了する予定だったが、快調なペースで進んでいたので今日のうちに岩手山を登頂しようという話になり、大滝展望台で幕営装備をデポし、岩手山登頂を目指しに向かった。森林限界に出ると、ワカンからアイゼンに履き替えた。さすがに森林限界ということもあり、風が猛烈に吹いており、時々よろける場面もあった。それほど風が強く吹いていたので、撤退を決めた。

大滝展望台に到着して、テント設営をしたら、雪崩捜索訓練をした。人がやっているのを見るといかにも簡単そうに見えたが、いざ自分がやってみると全然できなかった。そもそもゾンデがうまく伸ばせなくてそこで5分くらい時間をかけてしまった。今回の大きな反省点だった。

雪上訓練を終えたら、かき氷を先輩方がふるまってくれた。ウインドスラブで作られた氷はこの上なくおいしかった。

また、夕食もケーキだったので豪勢な夕食になった。みんなテンションが上がりすぎててケーキをこぼしたりしてしまっていた。(松坂記)

 

 

12月29日

04:30 起床

06:00 発

08:50 鬼が城分岐

10:10 帰幕

11:30 雪上訓練

21:00 ビバーク訓練開始

 

天候:雪

 

冬合宿二日目は岩手山山頂へのアタックと雪上&ビバーク訓練と盛りだくさんの内容の一日だった。

まず最初は山頂へのアタック。まだ薄暗い中テン場を出発し、途中でアイゼンに履き替えて山頂を目指した。しだいに木々の背丈が小さくなり、風が強まる。森林限界を超えるとさらに風が強くなった。風速はだいたい20~25m/sほど。時折、耐風姿勢を取らないといけないくらいの強風だった。初めての本格的な強風に僕はなかなか対応できず、何度か転んでしまった。周りの先輩たちが普通に歩いているのを見て,何で歩けるのだろうと不思議だった。先輩からのアドバイスで重心を低くしたり風上側に気持ち体を倒したりと試行錯誤しながらなんとか進んだ。そうこうしているうちに外輪山の鬼が城分岐に到着。しかし,視界不良や悪天候であることからここから先には進まず、引き返すことになった。強風で何度か転び、精神的に弱くなっていた僕は内心ちょっとホッとした。でも気を緩めてはいけない。何度かよろけながらも転ばないように慎重に下りていった。

テントに戻った後は少しゆっくり休憩し、その後ロープワークや雪崩捜索訓練を行った。手順を忘れていたり記憶が曖昧な部分があるなど、しっかりと復習しておく必要があると感じた。

そして最後に待っていたのがビバーク訓練。この合宿の最後を飾る訓練だ。三人一組になって三組それぞれが雪洞や半雪洞を作り夜のビバークへと備える。とりあえず僕は持っていた防寒着を全て着込んで挑んだ。最初は防寒着を着たおかげで暖かく、これなら意外に寝られそう、そう思いつつウトウトし始めた。。。。。がしかし、そう甘くはなかった。徐々に体が冷えてきて寝ようと思っても寝られなくなった。やっぱり体を動かさない限りどんなに着込んでも寒いんだ。そう実感したらもう起きて夜を明かすしかない。ロウソクを点け、3人で会話をしながら時間が来るのを待った。話していたら心なしか時間が経つのが早く感じた。でも寒い。特に足が寒い。それでも限界というほどでの寒さではない。先輩も去年とかと比べたら寒くないと言っていた。結果、限界を超えるような寒さになることはなく、ビバーク訓練は終了した。本当のビバーク訓練のつらさを知ることはできなかったが、冬山で雪洞を掘って一晩過ごすというのはいい経験になった。

二日目は結果として強風での行動や雪上訓練、ビバーク訓練と冬山をやるのに重要な経験を積むことができたと思う。さらに冬山の経験を積んでスキルアップしていきたいと思った。(室田記)

 

 

12月30日 

4:30 ビバーク訓練終了→7:50 発→9:10 御神坂登山口→9:35 鞍掛山登山口 下山

 

天候:晴れ時々雪

 

昨夜21時からビバーク訓練が行われている。3パーティに分かれそれぞれ半雪洞などを作り4時まで寒さと風を凌ぐ。私のパーティはほぼ雪洞とも言える半雪洞を作り広々と3人で過ごしていた。ビバーク訓練が初めてであった私は先輩の「日付が変わるまではイケる」との言葉を信じ、眠ろうと努力した。しかし、目を開けて時計を見ると22時、まだ1時間しか経っていない全く眠れない足先がどうしようもなく寒い。これは厳しい。どうやら先輩二人も眠れないようで3人で気を紛らわしながら、時間の経過を待った。なんとか日付も変わり再び睡眠を試みる。案の定眠れない今度は30分もせずに目を開けた。シュラフさえあれば眠れるんだろうにと思いながら靴下を2重にし必死に気を紛らわす。意識が足先になければ意外となんとかなるものである。気がつけば午前4時、ビバークの終了だ。頻尿の私はこの7時間で4回トイレに行ってしまった。他のパーティも無事に予定通りのビバークが行えたようでギブアップ者はいなかった。熟睡をしたものもいる。恐ろしい。テントに戻り1時間の仮眠をとる。テントとシュラフがいかに暖かいか痛感した。よく眠れる。朝食の棒ラーメンを食べる。睡眠時間は圧倒的に足りていないが腹を満たしたことで動くには充分だ。

いよいよ最終日の行動開始だ。ワカンを履いて視界も充分にあり問題なく降りて行く。気がつくともう車道である。ここから車を停めてある場所までは1キロほどあるため早足で進む。途中トンデモ走行する車がありヒヤッとした。無事駐車場にたどり着き次は温泉だ。網張温泉に入浴し合宿の汗を流し帰路についた。(小林記)

 半雪洞の中は意外と広く快適だ

ビバーク後の撤収の様子。風もなく穏やかだった。

 ここまで降りてくれば一安心である

 

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