参加者:CL松坂(3)、SL杉森(3)、安(OB)
11/16 天候:曇り
0330 片平集合
0350 発
0720 開拓、入山
1000 滝の小屋分岐
1125 河原宿
1255 1730m地点、幕営
11/17 天候:雪のち晴れ
0430 起床
0635 発
0930 開拓、下山
コテージ群を縫うようにして進むと少し開けたスペースがあり、そこから本山行は始まった。序盤は雪が全くなく秋の様相であったが、少し進むと徐々に雪が出てきて、それと同時に視界が悪くなり風も強まった。
秋と冬の間を歩いているようでなんだか楽しくなる。境界線を歩くのは楽しい。どちらも味わえてお得なので。
計画を巻いて河原宿に到着したため、少し上部の雪渓付近で幕営適地を探すこととした。幕営地点の風上側に尾根があったものの、開けており風もそれなりにあったためテントの設営は入念に行なった。強風下のテント設営は経験と手先の技術がものを言う、冬山とは切っても切れない大事な技術である。(偉そうなことを言っておきながら私はそそくさとテントに入りお湯を沸かしていた。)
翌日は視界不良により夏道が認識できない・雪崩や道迷いのリスクをも逃す可能性があるということで即下山となった。少し残念であったが事前に部会で検討できていなかった以上、最善の判断であったと思う。
行動時間は短めであったものの、強風かつ視界もあまり良くない中での行動は冬に向けたウォーミングアップ・モチベーションの向上という点でかなり有意義な山行であったと思う。赤負の効果的な使い方や適した設置場所について学ぶことができたのも収穫であった。
渋めのテン場
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