6/21
天候:くもり時々雨
2000片平
2300鉾立山荘駐車場 幕営
役員会があったため、20時に片平を出発した。この時点でだいぶ眠く車内で眠ろうとしたが、スペースを上手く作れず3時間ずっと起きっぱなしでいた。駐車場に着いてからは泥のように眠った。しばらく眠っていると突然、強い雨の音で目が覚めた。正直これのせいでかなりモチベが下がった。でも朝飯の菓子パンがおいしかったのでどうでもよくなった。(山本記)
6/22
天候:くもりのち雨
0530起床
0630鉾立山荘発
0820御浜小屋
0955千蛇谷下部、幕営装備残地
1045訓練開始
1500訓練終了
朝起きたら昨晩の大雨は回復しており、雲の合間から青空も見えていたため、多少モチベが回復した。午後から雷雨との予報だったため、早いうちに雪訓を終わらせたいな、とか考えてた。入山すると、去年は雪渓だった箇所から夏道が出ていた。今思うと上部は雪が少ないわけでもなかったので、雪の積もる箇所が違ったのだろうか。はたまた地球温暖化がみるみる進んで去年よりも気温が高くなっているのか。自分は雪渓の専門家ではないのでわからないが。
御浜小屋から扇子森にかけては風速10m以上の風が吹いていた。とは言え特に危険個所もなく、千蛇谷に到着した。テントを設営し、幕営装備をデポしたのち、雪上訓練を開始した。小雨が降る中での雪上訓練は精神的に来るものがあった。一通り行程を終えたあと、ちょうどいいタイミングで雨が本降りになってきたため、時速200kmくらいでテントの中に入った。(これは誇張表現です) が、テントに防水措置を一切していなかったため、雨がフライを貫通し背中に当たって非常に不快だった。そのせいか、ジブリのサントラを聴きながら寝たにも関わらず悪夢を見た。この瞬間、国民的アニメスタジオの力を以てしても大自然には敵わないことが証明された。あとカレーにソーセージを入れ忘れたため、翌日の朝に一人あたり7,8本ソーセージを食べるはめになった。(山本記)
6/23
天候:曇りのち雨
0300 起床
0425 発
0430 千蛇谷適地にて雪訓開始
0815 雪上訓練終了
0820 幕営地にて雪訓開始
0940 雪上訓練終了
1010 発
1220 鉾立山荘下山
この部活に入って初めての女子テンの夜は、とても快適なものだった。北海道スキーで使った3テンは、かわいらしいサイズ感の女子三人だとそれなりに広く使える。前日はあいにくの天気で強風や濡れに悩まされたものの、テント内では女子トークに花が咲き幸せを分けてもらえた。
さて、合宿二日目の朝ご飯は安定のラーメンポテトだった。私にとってはポテトがしょっぱすぎてあまり食の進まないメニューなのだが、初めてラーメンポテトを食べる二人がおいしいと言っていたのは驚きだった。なんとか朝食をかきこみ、千蛇谷に移動して昨日できなかった雪上歩行と滑落停止の訓練を行う。一年生もとても上手だったし、二年生の説明もだいぶできるようになっていてよかった。雪訓がひと段落するころ、天気が崩れてきたので新山はカットして幕営地付近で昨日できなかったロープワークをすることになった。去年新山に行った上級生はまだしも、一年生は悪天の中雪訓しただけの初夏合宿になっていやにならないかな…と不安だったが、みんな黙々とそれなりに楽しそうにしていた(と思いたい)のでいいとしよう。
山から下ると下界は晴れていたのでなんだか損をした気分になったが、充実した訓練合宿になったと思う。個人的には、去年は夢にも思わなかった女子テンができたことがとても嬉しかった。(亀岡記)
4人で引っ張っても壊れない強固な支点!