葛根田川遡行(2018/07/22)

October 30, 2018

著者

参加者:CL網野(3)、SL荻野(2)、杉森(2)、松坂(2)、亀岡(1)

1日目 (晴れ)                                            

0400 片平集合                                      

0720 滝ノ上温泉駐車場                        

0750 入山                                    

0850 入渓                                     

1200 大石沢の出合、幕営準備                   

1300 釣り開始                                          

1600 帰幕                                    

2000 就床                                 

2日目 (曇り)

0330 起床

0500 出発

0520 戸繋沢の出合

0600 10mザル滝

0700 金堀沢の出合

0930 蟹場分岐 遡行終了

1130 乳頭山

1400 滝ノ上温泉、下山

 

「ファーストバイトどうぞ。」

焚き火にあたりながらいささか多すぎた夕食を消化する亀岡に対して、荻野がこんがりと焼けた岩魚を差し出す。

(結婚式かよ・・・)

くだらないツッコミを胸にしまい笑いをこらえる。荻野が時間をかけて遠火でじっくり焼いた岩魚は非常に美味しかったが、あまりに過剰な食事のために我々にそれを楽しむ余裕はなかった。食事が過剰とは一体なんなんだ。意味がわからないだろ。どうしてこんなことになってしまったのだ。原因を探るために行動を初めから振り返ってみることにしよう。

入渓に少し手こずったもののその後の行動は順調であった。水が透き通っており岩や土の茶色に水面の緑色がよく映えていたことや、気温も高かったために水の冷たさが心地よく感じられたことが相まって終始爽快な気分で遡行できた。

幕営予定地で寝床を作り、荷物を置いて釣りへと向かう。釣りも非常に心地のよいもので、結果として私は釣ることができなかったが、ゆったりとした時の流れの中でリラックスすることができた。

ベテランの荻野さんはなんと2尾も釣り上げた。さすがである。帰幕中に荻野さんが「他の山岳団体にも属している私がアンチテーゼとして、新しい形の山行を部に還元することによってジンテーゼが〜〜弁証法が〜〜」などとほざいていたが、よくわからなかったので笑って流しておいた。

帰幕後、夕飯の支度をしていると荻野がザックからフライパンとソーセージを取り出しジャーマンポテトを作り始めた。お腹が空いていた一同は歓喜し荻野さんに感謝しながら美味しくいただいた。すると荻野さんは次にザックから金網を取り出しこう言った。

「何も釣れなかった時のために焼肉があります。」

なんという男だ。食料にまでバックアップを取っている。しかも魚のバックアップが肉である。逆だろ。こちとら育ち盛りじゃい。またしても一同は歓喜し荻野さんに感謝しつつ焼肉でご飯を食べ進める。

美味しくご飯を食べきったあたりから我々は漠然とした不安を抱き始めた。その原因は何なのかわからないまま、我々はただチーズフォンデュの準備を進めるしかなかった。

第二部 絶望

チーズフォンデュの具材を一通り茹で終わって先程までの不安の原因が何だったのかはっきりと理解した。いや、理解させられた。

明らかに具材が多いのである。馬鹿げた量のブロッコリーと人参とジャガイモが並んでいる。

(ホームパーティーでもやるんか・・・)

くだらないツッコミを胸にしまい、淡々と野菜を食べ続けた。結果として隊の中で完食できたが、「ファーストバイト事件」や「バタール多すぎる事件」などによって疲労してしまったため、焚き火や星空を眺めるのも程々にして寝床に着いた。

明朝起床後、想像の3倍美味しい味噌汁餅を食べて行動を再開した。その後も特に問題はなく、戸繋沢の出合と金堀沢の出合の中間あたりにある10mザル滝は、右岸の水流の際を登った。源頭部では予定していた枝沢の一本隣の沢に入ってしまった。このことは情報の共有不足と現在地把握の能力の不足が原因であり、反省すべきである。

登山道合流後は特に問題なく進み、予定より時間を巻いて下山した。

(杉森記)

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