10月7日~10月8日
参加者:安(3),見原(3),大橋(3),千田(3),四家(3),網野(2),松坂(1),小林(1),荻野(1),星川(1),室田(1)
10月7日
天候:雨後晴れ
片平を出発し、駐車場に到着した後、全員で背負子を用いて薪を清渓小屋まで運んだ。道中雨による深い水溜まりやぬかるんだ滑りやすい道が続いた。しばらくした後清渓小屋に着き、少し休憩した。1年生にとっては清渓小屋に来るのは初めてであったため、自分たちのOBが何十年も前に作り上げた小屋を見るのは感慨深いものであった。クライミング好きの部員たちの中にはが1階の壁の縁から2階の壁の縁まで腕の力だけで体を持ち上げる“ランジ”と呼ばれる技を練習する者もいた。その後引き続き薪を運ぶ班と水を汲みに行く班、そして料理を作る班に分かれて行動した。水を汲む班は30㎏ほどの重さの水タンクを背負子を用いて、近くにある井戸沢からぬかるんだ急斜面のある道を運んでくるため、なかなかの歩荷難易度であった。水タンクの蓋が壊れており、服の中までびしょ濡れになるというハプニングも起こったが、気合で何とか運びきった。薪を運ぶ班も長い道を何往復も雨の中薪を運び続け奮闘した。御客人の方々が到着した後は料理を振る舞い晩餐会を行った。鮭のアルミホイル焼き、豚汁の評判は上々であった。部員からはこれからの山行の目標や意気込みを語った。また、海外登山経験のある女性の方々からのお話を含め、経験に基いた様々な山行に関するお話やアドバイスを聞かせて頂くことができた。特に、上級生に頼り切りにならず、自分の力で山行に臨む姿勢の重要性に改めて気づかされた。締めに東北大学山岳部の部歌「清き渓から」を全員で歌った。
(清渓小屋前での集合写真)
10月8日
天候:晴れ
起床後軽い朝食を食べ御客人の方々を見送った。その後片付けなどをし、片平に戻った。 今回のヒュッテ祭に参加し初めて清渓小屋に来て東北大学山岳部の歴史を改めて実感した。また、初めて会うOBの方々や海外での登山経験も豊富な女性の方々のお話を聞かせていただくという貴重な体験をすることができた。今回得た様々な教訓をこれからの山行に生かせるよう心に留めていこうと感じた。