安達太良・石筵川遡行
7月9日
参加者:CL見原(3)、SL大橋(3)、荻野(1)、小林(1)、松坂(1)
0615入山
0700入渓
0825二段10m滝
0910同通過
1200二俣
1315稜線
1535下山
個人的に人生で初めての沢登りで緊張していたが、いざ入渓してみると沢足袋というものは実に歩きやすく、沢の中を不安なく歩くことができた。いくつかの小滝を問題なく通過し、核心の二段10m滝までスムーズに到着した。ロープを使っての登攀だったが足場は大きく階段を上がるかのように通過することができた。この時初めてタイブロックを使用したのだが、セルフビレイ用のランナーにつけるべきか、ビレイループにつけるべきかはその場のロープの流れによって変えたほうがいいだろう。さて、核心部を超えるとそこからはナメ床が続いており、楽しく進むことができた。ナメ床歩きはアスファルトの上を歩くような感覚で安心感を覚えた。続く滝では時々高巻いて進んだ。問題なく二俣をつめ、藪が濃くなってきた。初めての藪漕ぎである。コンパスを合わせ藪を漕いで行く。これが辛い。位置的にすぐつくと思っていたが、意外と遠く精神的に疲労していく。時々GPSを見て現在位置を照らし合わせながらなんとか登山道までたどり着くことができた。藪漕ぎを目的とした登山もあるが僕には手段とした藪漕ぎだけが向いているのではないだろうか。
稜線に出ると非常に暑く沢の中に戻りたくなった。熱中症の初期症状を感じさせる人もいたため、水分補給や帽子が必要だと感じた。そこからは特に問題はなかったが最後の最後入渓地点に戻る直前で僕が滑ってしまったので、集中力を切らさないように気をつけなければならない。
核心の大滝を登る
階段状で登りやすい
残置もあった