0715小松原沢
7月15日~16日
参加者:CL大村(3),SL千田(3),星川(1)
7月15日
06:00 片平発→07:10林道終点→07:40入渓→08:45 鍋越沢出合→09:15 桂沢出合
→09:35小松倉沢出合→10:10~11:00 銚子大滝→11:50 野営地(1030m地点) 幕営
7月16日
02:30 起床→04:30 出発→06:00 ダンゴ平→06:25 神室岳山頂、南沢を下降
→09:30 二口沢出合→10:00 林道終点、下山→12:00 片平 解散
1日目
天候:晴れ
06:00に片平を出発し、07:10に林道終点に到着。準備後数分歩き、07:40に一つ目の右カーブの直前で入渓した。はじめはナメが続き快適に進むことができた。また、滝の多くは直登した。銚子大滝手前の15m滝は右岸側から高巻き、落ち口にうまく下降することができた。銚子大滝は左岸側から高巻いたが、上部の草付きを滑り落ちると危険と判断し、ロープを使用した。その後、ゴルジュ帯をしばらく進み、11:50に標高1030m地点に到着し、幕営した。場所はかなり整地されていた。時間に余裕があったため、焚火をして濡れた装備を乾かし、ツェルトを利用して簡易的なタープを張った。また、2日目のために浄水器で川の水を浄水して貯めた。
銚子大滝(左岸側から高巻いた)
銚子大滝を高巻いた際ロープを使用した草付き
2日目
天候:曇り
04:00に出発しようとしたが、まだ周囲が暗かったため、少し明るくなるのを待ってから、ヘッドライトをつけて出発した。小滝をいくつか超えると二俣になり、ダンゴ平を目指し佐俣に進んだ。はじめはナメの川筋が続いていたが、次第に道が不明瞭になり、背丈を超える笹を藪漕ぎすることになった。その後ダンゴ平の南西方向の標高1230mの登山道に合流した。06:25に神室岳に登頂し、神室岳の北東側にある沢にコンパスを合わせ、そこを目指して下降した。ここも濃い藪であったが、ところどころ周囲の山々を見渡せる場所もあり、比較的ルートファインディングは行いやすかった。着いた沢はクライムダウンしなくてはいけない箇所がいくつかあり、浮石もところどころにあったため、慎重に下った。二口沢合流後はそのまま北側に抜けて林道に合流し下山した。
今回はダンゴ平を目指した結果ダンゴ平の南西の1230mの登山道に出てしまい、想定以上に時間がかかってしまったことが最大の反省点だと思われる。周囲の地形から現在地を正しく把握すること、目的地の方向をコンパスと地図を用いて正確に求めることの重要性を改めて感じた。