2017/02/04 那須朝日岳東南稜

March 18, 2017

著者

那須朝日岳東南稜

2月4日

CL永田(M1),SL山崎(4),常田(4),鈴木(3),長谷川(3)

0330 片平発

0630 大丸温泉駐車場 入山

0800 東南稜末端 取付

1000/1020 朝日岳

1100 峰ノ茶屋;茶臼岳ピストン

1210 峰ノ茶屋

1300 大丸温泉駐車場 下山

 

八ヶ岳合宿に向けたバリエーションルートの訓練山行として実施した。駐車場に着くと山側から吹き降ろす風が非常に強く、装備が飛ばされないように注意しながら装備を整えた。先行してラッセルしていた歩行隊のトレースを辿って入山。下部疎林帯を抜けると強風にさらされ、バランスを崩さないように注意しながら進んだ。この時点ではよく晴れており、登山道からは東南稜の基部から山頂までがよく見渡せた。取り付きでハーネスを装着し、永田・山崎・常田と鈴木・長谷川の2パーティーに分かれ、前日以前のトレースに倣ってリッジ上へ。アイゼンの刃先が岩に利いているのを感じながら、歩きやすそうなところを適当に登って行くと、あっさりと双耳状の岩の懸垂下降地点に達した。切れ込んだコルを吹き抜ける強風にあおられながら短く下降をする。核心とされる登り返しの登攀は、何ら難しいところが無く拍子抜けだった。ランニングビレイに小型のカムを2つ、終了点はピナクルにとった。この1ピッチでロープを仕舞い、油断しそうな心を努めて引き締めながら、ガレ場の安定したところを見出して歩を進める。時折耐風姿勢をとることもあったが、斜面に上半身が近いおかげかバランスを崩すことはなかった。徐々に視界が悪くなる中、所どころに残るトレースを確認しながら登って行くと、2つ目の登攀ポイントである凹角のフェース状に到達。氷結することなく岩が全面に露出しており、アイゼンも利かせやすそうだったので確保なしで登っていくと、そのまま山頂に飛び出した。「ちょろいな」「いや~ちょろいですね~」と山崎と顔を見合わせる。訓練として十分だったのか疑問に思いつつも、自分たちだけでできることの範囲が広がっていることを嬉しく思った。また、気温がそれほど低くなかったとはいえ、猛烈な風にさらされる経験になった。後続パーティーの到着を待ち、下りが最大の核心だと気合を入れなおして峰の茶屋へと向かう。すっかりやり切った気にはなっていたが、行動時間の不足を補うため、予定通り茶臼岳を往復してから帰路に就いた。

 中央のリッジが東南稜だ

 

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