2016/10/01 黒伏山南壁三十路ルート

February 10, 2017

著者

黒伏山南壁三十路ルート

10月1日

参加者:CL山崎(4), SL永田(M1)

455 黒伏高原スノーパーク駐車場 → 540 取付着 → 610 登攀開始 → 1100 6ピッチ終了 → 1600 終了点 → 1630 下山開始 → 1730 登山道復帰 → 1850 駐車場

 

天候:早朝は薄曇りだったが、日中はよく晴れた。

リードは、1,3,4,6,8,10ピッチを山崎、2,5,7,9,11ピッチを永田が務めた。ルート中の所々で水が染みだしており、特に下部ピッチや中央ルンゼルートで顕著だった。5,6,7,11ピッチの突破に時間がかかった。5ピッチ目は高度感のあるフェースでボルトは安定していたが、直上するのは難しく、ジグザグとトラバースを交えながら登った。6ピッチ目は藪を抜けて左上するというのはすぐわかったが、小ハングの乗越しでムーヴがわからず悩んだ。結局、ハングの上の大きなポケットに手をかけて、思い切ってマントリングして越えられた。6ピッチ目終了のリミットを1130に設定していたが、それをクリアしたので、登攀を続行した。7(10a)、11(10b)ピッチ目では、二人とも行き詰まったので、アブミを使用した(疲労感もあった)。楕円に変形したリングボルトなど残置支点には気を使い、アブミを使ったとしても、ムーヴも含めて、決して簡単なクライミングではなかった。

時間が予定よりも2時間以上かかってしまったが、これは、①ルートファインディングに手間取ったこと、②後半のバテ(特に上半身の疲労)、③現場で本格的にアブミを使うのが初めてだったこと、が主な原因と考えられる。本ルートの所感だが、中央ルンゼに比べると、ピッチ数・高低差・難易度・支点の脆さ・ルーファイと、いずれも一回り上といった感じだった。このように不安定なルートだが、リッジを頂稜まで突き上げる爽快なライン、沢登りを髣髴とさせる藪漕ぎなど、アルパイン志向が強く、魅力の多いルートだとは思う。

下山の際、終了点からいくらか藪こぎして登山道に復帰する必要があったが、なかなかルートが見つからず、復帰までに丸1時間を要し、たどり着いたときには日没寸前だった。14時間程の行動で多少疲れたが、二人ともタフな行程をやりきって充実感に溢れ、元気な様子だった。

そういえば、登山道に復帰してから明かりを出そうとしたところ、私のヘッデンPetzl Tikkaが、新品の電池を入れてきたにも関わらず電池切れになっていたので(朝はちゃんと点いたし、スイッチは確かに切られていた)、永田さんに電池を譲っていただいた。実は、後の谷川でも同様の失態があったので、これはヘッデンの故障であったと思われる。

 

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